2012年4月8日日曜日

摩盧山 正寿院 焼山寺

前回ちょっと言ってた面白そうな話とは別の話です。
資料を入力するのが間に合わないんで、ひとまず棚上げしときます。

昨日の土曜日やっとこさ時間ができたかなと、お出かけしようとして
たんですが、急に所用が入って中止。
1時間くらいして、やっぱ行けるわって、もう訳分んない。
こんな時はホントは出かけちゃ行けないパターンなんです。経験上(笑)。
でも、出かけてしまいました。(前置き長いなぁ)

史跡公園の桜も満開。
石井、農業大学の夜桜もビューティフル(ゆうべね)。
 
神山のしだれ桜を横目で見ながら目的地へと(目的地はナイショ)。
下分から岳人の森を経由して、と山道を進むと。
嫌な予感。
天気も雨から雪へと変わってきました。
まだ上那賀へも入ってないのにこれは、まずい。
そして・・・
「オーマイガッ!!!」
4月7日ですぞ!。
そりゃ、考えが甘かったと言われりゃそれまでですが。
FFのノーマルタイヤじゃどうにもなりません。
泣く泣く同じ道を引き返します。
このまま帰ったんじゃバカみたいなので、どっか寄ろうかな。
あ、焼山寺でいいや(この罰当たりモンがぁぁぁ!!!)。

より大きな地図で 焼山寺 を表示

唐突に行ったんで、何を調べる訳でもないし、面白い話もありませんが。

焼山寺(しょうさんじ)は徳島県名西郡神山町にある高野山真言宗の寺院。
四国八十八箇所霊場の第十二番札所。摩盧山(まろざん)正寿院(しょうじゅいん)と
号する。
本尊は虚空蔵菩薩。深い山中にあるため、四国八十八箇所霊場の中でも随一の難所として
知られる。
また、阿波霊場三難所の一つにも数えられ「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる。
wikipediaより
こんな難所に車でふらっとお参りできるんですから、有り難いことですよねぇ。

まず駐車場に車を停めると、インパクトのあるお出迎えが。
では縁起などを、お寺の掲示板より。
本寺は弘仁5年(815年)弘法大師の開基にかかり摩盧山正寿院焼山寺と言う。

本堂に虚空蔵菩薩を祀り、大師堂には弘法大師の御像が安置されている。
その昔、この山一帯は毒蛇の棲む魔域で、しばしば大雨を降らし、或は大風を起こし、
また諸作物を害するなど災いをなし附近の人民にを虐げていた。
大師はかかる魔境をこそ仏法鎮護の霊域とすべきであると山を登られた。
大師の開創を恐れた魔性共は全山を火焔として聖者の行を阻み妨げたが、大師は恐れず
印を契んで敢然と登られるや、不思議と劫火は見る見る消え衰え、大師の法力により
天変地異あとを絶ち、楽土と甦った。
そこで山中に一宇を建立して、焼け山の寺と名づけ給うた。故に山号を魔盧山と呼んだ。魔盧とは梵語で水輪の意、すなわち火伏せに因んだ山号である。
今も尚、山上に毒蛇を封じたと称せられる岩窟があり、その岩頭に三面大黒天を刻んで立したと伝えられ、三面大黒天は現在、寺内に安置せられ、日本三体の一つとして其の霊験は所に聞こえている。
境内には国主蜂須賀公より寄進せられたる霊鐘ありまた、正中年には後醍醐天皇御宇霊跡して、清浄の地たること上開に達し、国家鎮護のため勅願の御綸旨を下され、今、寺宝とて保存せられている。
これより一キロ登れば海抜の奥の院に至る。その附近、護摩壇、求聞持の窟、せり割り岩、
閼伽の水、五葉の丸、杖立の峰など、大師ゆかりの遺跡、名勝が数多くある。



また

寺伝によれば大宝年間(701年 - 704年)、役小角(役行者)が開山し庵を結び蔵王権現を祀った。のちに空海(弘法大師)は、神通力を持ち火を吐いて村人を襲う大蛇がこの山に棲んでいることを聞き退治に向かった。大蛇は全山に火を放って妨害したので摩盧(水輪)の印を結びながら進むと、山頂の岩窟に閉じこもって抵抗した。そこで虚空蔵菩薩や三面大黒天に祈願するととうとう大蛇を岩窟の中に封じ込めることができたため、そのお礼に虚空蔵菩薩を刻んで本尊とし一寺を建立したという。
wikipedia より

そして寺領内には「十二社神社」が祀られており。
 この付近の神社の別当寺であったここ焼山寺は、近辺の神社を合祀した「十二社神社」
を祀っておりますが、度重なる火災により、合祀した十二社の由緒、由来が完全に
無くなっております。
大分前に書いた左右谷の「稲飯神社」もここに合祀されているのではと思ったりも
いたしますが、今となっては調べる術もありません。

そして、ここ焼山寺には全国三指に入る(だったはず(笑))「三面大黒天」が
祀られております。
この三面大黒天は毘沙門天・弁才天と合体したお姿であります。
詳しいこと書いてると、まーた何かありそうなのでヤメときます(笑)。
写真もヤメとこうかな(笑笑笑)
帰る時には参道にこんなの発見。
「(大和魂)エンセン井上!」ナニしに来てんだよぉ!(お参りですよね、はい)
ブログ見ると、こう書いてあったけど。

えと、あと。
ここも寄ったけど、この衛門三郎の話ってナンか後味悪いんですよね。

という訳で、なーんも捻ってないんですが(ひねらニャならんのかのぉ)
焼山寺へ行ってきたお話でございました。
この日はホントに寒くて焼山寺でも雪がちらついてました。
ではでは。

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